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2012年8月1日水曜日
忍者とスパイ
そんなわけで、我が家に来たソマリ。ペットショップではそのまま「ソマリ」とか「ソマちゃん」と呼ばれていたみたい。まあ、名前を付けるわけにいかないもんね。種類の名前で呼ぶしかないよね。で、我が家でもとりあえず、「ソマちゃん」とか呼んでいます。もうちょっとしたら名前をつけようと思っています。
そんなソマちゃんの2日目。
棚の奥から、ちょこーっとだけ出てきて娘のランドセルの上に乗っていました。すぐにまた棚の奥に戻って行っちゃったけど。「自分で出てきて探検するようになるから、放っておくように、かまわないように」、とネットなどで読んだので、無視するようにしています。水とごはんとトイレは近くにおいてあるから、その気になったら出てくるはず。
その夜。ソマリはダイニングの棚に隠れていて、人間と先輩猫たちはリビングでテレビを見ていたら、棚から出てきたソマリが、ダイニングテーブルの下をささささーと小走り。娘に「動かないで、そーっと顔だけ動かして、見てごらん、ソマリが出てきたよ」と教えました。娘も小さい声で「…本当だ」。
その後も、ちょっと探検しては棚の奥に戻り、キッチンに入ってみては、また棚の奥に戻る…という探検を繰り返していました。まるで忍者のよう。こうやってちょっとずつ、安全確認をしているのかな。物音がするから、テレビの音を消してみたら、水を飲んでいる音が聞こえた! ちょっと安心。こっちとしては、「おーーー! 出てきた!」っていう気持ちなのに、ポーカーフェイスで「目の端で猫をとらえて」動きを確認したり、音だけを聞いて動きを推理したり。スパイや刑事が使うようなテクニックを駆使して観察しております。
3日目。
ソマちゃん、カリカリとごはんを食べました! ふーーー。一安心。ハンストが続いたらどうしようかと思っていたけど、ちゃんと食べてくれた。さらに、食べれば出る、っていうのが自然の流れってもんで、トイレで大&小もミッションコンプリート。よっしゃ。これで、ここで生きる準備は整った。あとは、徐々に楽しいことを覚えていってくれればいいだけ。
先輩猫は、ダイニングにソマリがいることはわかっているけど、わざわざ見に行くこともなく、「あそこに、なんか、いるんだよねー」って首を伸ばしたりするだけで、「ま、いっか」というかんじ。ねえ、先輩猫たち、もっといろいろ教えてあげてよ。
ここの抜け穴からリビングの外に出られるよ、とか。
追いかけっこはこうやってやるよ、とか。
夜は上の階でみんなで寝てるんだよ、とか。
でも、あせらない、あせらない。絶対に、大丈夫だと思っています。
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