時々、パラパラとめくる「暮らしのヒント集」に出ていた言葉です。ほんと、いい「ヒント」が出ているんだよねー。このヒントを読んで、ああ、そうだよな、その通りだよな、と思って、スポーツクラブに向かった私です。
ちょうど一年前に、スポーツクラブに通い始めたんですが、さらに去年の秋からテニススクールにも行き始めた私。両立しようと決意したわけです。でも、時間が決まっていて、友達のいるテニススクールと、いつ行ってもいいスポーツクラブは全然違うんだよねえ。行こうと思っていてもいろいろ用事が入って「ま、明日でいっか」となってしまう。で、結局1ヶ月も行かなかったりすることが続きました。そんなわけで、スポーツクラブの退会を決意。新しいことを始めるには、何かやめなくちゃいけない、よね。そんなにたくさんのことはできないよね、確かに。そう思い、スポーツクラブへ向かいました。受付に到着し、退会届けに必要事項を書き込み、最後に会員証を返したら受付のお姉さんが「あと2週間、会員の期間が残っていますよ。使い切ってくださいね」と返してくれました。そこで、なんか、急激に寂しくなっちゃった。「また、入り直すこともできますよね」とか言ってる自分。「夏休み終わったらまた入ろうかな」とか言ってる自分。受付のお姉さんは「そうですよ、いつでも戻ってきてくださいね」とか言う(そりゃ言うわ)。
こんなに未練があるならば、まだ悩んでいる部分があるならば、辞めない方がいいんじゃない? 時間のやりくり、できるんじゃない? 要は気持ちの問題じゃない?
「あー、やっぱり、辞めるのやめます! もうちょっと、時間のやりくりしてみます! 午後ならなんとかなるかも」
やりくりするとか、どうとかは、受付のお姉さんに言わなくても良かった。でも、お姉さんに「そうですか! じゃ、この退会届け、破いちゃいますね!」って言われて、なんだかすっきり。また来ます! といってスポーツクラブを後にしました。それから1ヶ月、結構、無理矢理だけど1週間に2回、通っております。
新しいことを始めるときに、何かひとつ辞める、っていうのは、もちろん、ごもっとも。でも、両方がんばっちゃおうぜ! っていうのも、「あり」じゃないかと思い至った梅雨の午後でございました。
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